こんにちは、ボンです。
このブログは『酒好きキャンパー(♂)の無骨でヴィンテージな家づくり』をテーマに情報発信しています。
無骨・ヴィンテージ・木・金属・酒・キャンプ・アウトドア…などが好きな方には、特に有益な内容になっていると思います。
先日は、造作洗面台について公開させていただきました。
次は、恐らく一番お金がかかっている造作キッチンです。
何故お金が掛かっているかって?
私の趣味は料理しながらお酒を飲む事。
そうです。
キッチンドランカー
なんです。
恐らく、平日一番滞在時間が長いであろうキッチンにはこだわりたかったんです。
そして、おしゃれなバー・カフェの様な空間を演出できるような…。
結果的に、既製品は使わずフル造作になりました。
先に仕様一覧です。
カウンター:ステンレス
側面:モルタル
前面:ラワン下地に何かを貼る(検討中)
コンロ:三菱 ユーロスタイルIH
水栓:KVK センサー式水栓
食器洗浄機:ミーレ
レンジフード:アリアフィーナ センターフェデリカ
上記の内容で仕様を固めていきました。
ガスからIHに変えたり、キッチンの幅を伸ばしたり縮めたり、食洗器が入ってこないという現実に突き落とされたりと、色々な事があったキッチンです。
本日は、そんな無骨ハウスが選択した造作キッチンの仕様について詳しく紹介していきたいと思います。
何と比較し、何故この仕様にしたのか?というところも併せて紹介できればと思います。
この記事は以下のような人におすすめ!
●造作キッチンを計画中
●他の人の造作キッチンの仕様が知りたい
●キッチンにはこだわりたい
●お酒の似合うキッチンにしたい
さて、本題に入る前に本ブログが初めての方は、”本当にアナタにとってマイホームが必要なのか”を判断する為に、下記記事も読んでいただけると嬉しいです。
そんなもん、必要です!!
という方は、先に進んでください。
マイホーム購入で失敗のない人生を!
では、いってみましょう!
フルフラットのアイランドキッチンを選択
無骨ハウスは『フルフラットなアイランドキッチン』を選択する事にしました。
メリットやデメリットは調べればいくらでも出てきますが、簡単にまとめさせていただきます。
まずは、メリットです。
解放感・おしゃれ・掃除のし易さについては説明不用だと思いますので割愛します。
生活動線ですが、両側からアプローチできる点は非常にメリットとして大きいと思います。
その為、人の衝突を回避できる点もメリットでしょう。
次に、デメリットです。
デメリットが多いのも事実ですが、自分の中で消化完了しています。
●フラット面に荷物を置いてしまう
☞おしゃれ故に綺麗に保とうとする心理が働き片付けを意識
●料理中の手元が見える
☞これに関しては何とも思わない。
そもそも基本家族にしか見られない手元を意識する意味が分からない。
●油ハネ問題
☞油ハネガードである程度解決。
今住んでいる賃貸はコンロ周りに壁がありますが、そもそも壁がそんなに汚れていない。
つまり、主に汚れるのはコンロ周りのみ。
●下手すると生活感が丸見え
☞世の中には頭の良い方がたくさん。
生活感を隠せるようなアイデアがゴロゴロ転がってます。
色々と考えメリットとデメリットを天秤にかけた結果、圧倒的にメリット優勢という事で無骨ハウスはフルフラットのアイランドキッチンを採用しました。
図面公開
次に、最終的な図面を公開しちゃいましょう。
と、いきたいところですが、最終調整中で最終的な図面が未完成なので、出来上がり次第更新します。
とりあえず、確定している仕様を詳しく紹介したいと思います!
全体的なデザイン
まず、全体的なデザインを紹介します。
全く同じ様なデザインの写真が無いためイメージになってしまいますが、天板はステンレスなので☟の様な感じになると思います。
そして、両サイドはモルタルで前面に木を貼る予定なので、☟の様なイメージになると思います。
貼る木に関しては、現状決まっていませんが、荒々しい無骨な木を貼りたいなと思っています。
古材とかでも良いんじゃないかと思ってるくらいです。
上記はヘリンボーンですが、貼り方については検討中です。
イラストだと、こんなイメージになります。
イラストでは、横幅2482mmになってますが、予定では2800mm程度まで伸ばす予定です。
コンロ:三菱 ユーロスタイルIH
次に、コンロです。
コンロは、『三菱のユーロスタイルIH』にしました。
上記を選んだ理由について詳しく見ていきましょう。
本当はノーリツのプラスドゥにしたかった
料理が好きな私はガスコンロでの料理が当たり前になっていて、ノーリツのプラスドゥが使いたいと思っていました。
正確には、今も思っています。
特徴として、高火力で鋳物製ゴトクの使い勝手の良さを考えると『男の料理はこれだろ!』と、そう思っていたんですよね。
ただ、ここで想定外の問題が…。
『内装制限』という謎の敵をご存知ですか?
ガスコンロを設置したキッチンや厨房などの火を使用する部屋は、内装仕上げが制限されるらしいんですよ。
つまり、壁や天井の仕上げ材に『準不燃材料』を使わなきゃいけないとの事。
結果、この事実を受け天井に木を貼りたかった私は、全体のデザインを優先しIHを導入する事にしました…。
時代の流れや、その他の大きなメリット、そしてガス代などを考えれば電気の方が良いでしょ、と自分を納得させて今に至ります。
デザインがカッコいい
ガスという選択肢が無くなった時点で、完全にデザイン重視で行きました。
この『三菱のユーロスタイルIH』の真っ黒なデザインは、やはり無骨ハウスにピッタリなデザインでしょう。
レビューや口コミなど調べてもネガティブ要素は少なかったのも決め手です。
海外製も検討
真っ黒なデザインのIHクッキングヒーターを調べると、多くの海外製が出てきます。
AEGやガゲナウなんかがありますが、正直めちゃくちゃカッコいいです。
上記はAEGのモノですが、無駄のない漆黒のデザインに点々のラインもカッコいい。
ただ、海外製ゆえにメンテナンス性や、故障の際に日本の物と入れ替えようと思ってもサイズが合わないという可能性もある、と工務店より教えていただき無難に国産を選択する事にしました。
なにより高いので、その時点でアウトです。
水栓:KVK センサー式水栓
次に、水栓です。
水栓は『 KVK センサー式水栓 (KM6071ECHS)』にしました。
この水栓の最大の特徴は『センサー式』というところでしょうか。
もともと工務店から提案されていたのは、グローエの水栓でした。
グローエはドイツで誕生した世界最大シェアのリーディングカンパニーで、上の様なグースネックタイプもグローエが発祥らしいです。
ただ、グローエの物でセンサー式っていいの無いんですよ。
そうはいっても生肉触った手で水栓触りたくないじゃないですか?
という事でセンサー式の水栓で他のメーカーを検討する事に。
センサー式水栓で一般的なのはリクシルやPanasonic辺りになるかもしれませんが、個人的に近代的なデザインが好みではなかったため、グローエのデザインに近いKVKに決定。
センサー式のため、グローエほど洗礼されたデザインではないものの、ここは機能性重視です。
食洗器:ミーレ(Miele)
次に、食洗器です。
食洗器は『 ミーレ(Miele)』にしました。品番はまだ確定してません。
食洗器は海外製にしたかった
日本製の食洗器はサイズも小さく洗浄力もイマイチ。
『結局、使わなくなった』というレビューも多く見られます。
私は、そんな中途半端なモノは入れたくなかったというのと、『生産性が上がる家具』にはお金を掛けようと思っていたので、食洗器は良いモノを入れようと思いました。
そう考えると、必然的に大容量で洗浄力が高い海外製の物がマストに。
ミーレ以外も検討
アスコ、ボッシュ、AEG、ガゲナウなどなど、他のメーカーの検討もしてみました。
色々と調べた結果、機能性に関しては『どれも大差ない』というイメージです。
それを踏まえて個人的には『アスコが良いな』と思っていました。
理由は、収納力です。
ミーレの場合、上段がカトラリー類の浅いトレイになっているところ、アスコは上段も高さがあり上段にも食器類を入れられるだけのスペースが確保できるんですね。
上段全面カトラリーは絶対必要ないと思っていたので、その分食器を入れられるアスコが魅力的でした。
それでもミーレを選択した理由は、ミーレジャパンという日本法人があるからです。
他の海外製品は、日本に部品が無いため海外から取り寄せる必要がありますが、ミーレの場合は国内に部品がある為、メンテナンス性が高いのが決め手でした。
今後のメンテナンス性を加味してミーレに決定です。
ミーレ食洗器の特徴
高い洗浄力や大容量である事は当然なので説明を省いて、他の特徴について紹介します。
●洗剤自動投入AutoDos
☞ 洗剤自動投入システムを採用。プログラムに合わせて最適な洗剤量が、最適なタイミングで正確に投入されます。
●AutoStart
☞ モバイルアプリ「Miele@mobile」の使用により、スマホやタブレットから機器の操作が可能です。
AutoStart 機能で週間プランを作成すれば、毎回設定しなくても自動でプログラムが開始。
●EcoPower テクノロジー
☞ 循環システムを見直し、標準使用水量は旧モデルと比較して22%削減。これにより水を温めるのに必要なエネルギーも減少、エネルギー効率の点でも向上。自動プログラムでの最少使用水量は6.0Lです。
●AutoOpen乾燥
☞ プログラム終了後、自動的にドアが少し開いて気化熱で乾燥させます。温風で強制的に乾燥させないので省エネ効果や食器への低ストレスが期待できます。
いかがでしょう?素晴らしい性能ですよね。
レンジフード:アリアフィーナ センターフェデリカ
次に、レンジフードです。
レンジフードは『 アリアフィーナ センターフェデリカ』にしました。
レンジフードに関しては、上記の様にステンレスのシンプルで洗礼されたイメージであれば何でも良かったので、ご提案いただいたモノをそのまま採用という感じです。
シャープ&スリムなボディでアイランドキッチンの無骨ハウスにはピッタリなレンジフードじゃないでしょうか。
リフォームを検討中なら
キッチンのリフォームを検討中のかたは、「タウンライフリフォーム」を利用しましょう。
ネットで簡単に、キッチンのリフォームプラン・見積を無料で作成してくれます。
正直、私は初見で奇跡的に良い工務店に巡り合ったので、利用する事は無かったですが、迷走中の方には参考になると思います。私も矢野住建と巡り合ってなければ、こういうサービスを使っていると思います。
無料でプランニングやアイデア&アドバイスもらえるので、良い所だけ盗んで上手に利用しましょう。
まとめ
以上、造作キッチンの仕様公開でした。
● 全体的なデザイン
☞ステンレス×モルタル×木で無骨なデザインに
● コンロ:三菱 ユーロスタイルIH
☞ガスや海外製も検討した上で、真っ黒デザインの三菱に決定
● 水栓:KVK センサー式水栓
☞センサー式でグローエのグースネックタイプに一番近いデザインを採用
● 食洗器:ミーレ(Miele)
☞大容量・洗浄力・その他多機能で海外製でも日本法人がある安心感
● レンジフード:アリアフィーナ センターフェデリカ
☞ステンレスでシャープ&スリムなボディがガッコいい
いかがでしたでしょうか?
自分で言うのもなんですが、間違いなくカッコ良くなる予定です。笑
コロナの影響や世界的な半導体不足によりミーレの食洗器が入ってこないという悲しい現実もありますが、妥協したものを入れたくないので完成時は空洞のままにして、入庫次第入れてもらう方向で考えてます。
これから造作キッチンを決めていくという方、リフォームを検討中の方など、参考になれば幸いです。
以上、失敗のない家づくりを!
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